本実験所は、瀬戸内海・芸予諸島の東端,本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」の本州側最初の島である尾道市向島(むかいしま)に位置する。

1933年(昭和8年)、旧制広島文理科大学附属臨海実験所として設立された。1949年(昭和24年)、新制広島大学の発足に伴い、理学部附属臨海実験所となった。2000年(平成12年)、大学院重点化により、大学院理学研究科附属臨海実験所となり、2019年(平成31年)4月に、大学院の改組により、現在の大学院統合生命科学研究科附属臨海実験所となった。

年間、延べ2,000人ほどの研究者、学生が利用する。敷地内には、教育研究棟2棟、屋外水槽施設、宿泊棟(40名収容)、を有し、あびⅡ(3.3トン, 23人)をはじめ、3隻の船舶を有する。

これまで軟体動物の分類学的研究、ホヤのバナジウム濃縮機構に関する研究、ナメクジウオを用いた進化発生学的研究などが行われ、現在は半索動物ギボシムシや無腸動物ムチョウウズムシを用いた発生・進化・再生に関する研究が行われている。

2018年(平成30年)9月からは文部科学省・教育関係共同利用拠点「生物の多様性や発生と進化を学ぶ・しまなみ海道広域海洋生物教育共同利用国際拠点」に認定され、他大学による施設利用、国際サマースクールの開催など幅広い教育研究活動が行われている。

広島大学大学院統合生命科学研究科附属臨海実験所

〒722-0073 広島県尾道市向島町2445番地
E-mail:rinkai◎hiroshima-u.ac.jp
HP:https://home.hiroshima-u.ac.jp/~rinkai/