新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所は、1954年3月に発足した、日本海側で初めての、そして新制大学としても最初に認可された臨海実験所である。2013年から文部科学省教育関係共同利用拠点に認定されており、2023年には第三期の共同利用拠点「佐渡島の森里海生態系における多様な生物相を活用した国際海洋生物学教育共同利用拠点」として再認定され、国内外の大学とのネットワークの下に、多彩でグローバルなフィールド教育プログラムを提供している。2024年現在、教員は教授1名、准教授1名、助教1名、特任助教1名からなり、職員は技術専門職員1名と非常勤職員2名となっている。教育共同利用拠点として、年間延べ3000人を超える研究者、学生が利用する。敷地内には研究棟、宿泊棟、艇庫を有し、研究調査船アイビスII(4トン、14名)を始め、2艘の船舶を有する。施設の宿泊定員は47名である。教員の研究分野は、生殖内分泌学、神経内分泌学、水圏生態学、行動生態学、進化発生学、系統分類学と、生物学の幅広い分野をカバーしている。
新潟大学佐渡臨海実験所
〒952‒2135 新潟県佐渡市達者87
TEL: 0259‒75‒2012
E‒mail: sadorinkai@cc.niigata‒u.ac.jp